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「で...何で来たの?新井と、...何弥生だっけお前」

「椎名です。椎名弥生。蚊南田さんの婚約者でs」

雷は弥生の顔にチョップした。

「いっ!!ちょっ...チョップ!?」

「まぁいいから!!俺の部屋で暴れないでくれ。そして何故俺の家に来たんだ?」

海斗が怒っているのに気づいたリアはあせって話し始める。

「あっえ~と...いきなり家の前に来て家に押し掛けてしまってすいません...」

「押し掛けたとは少しちがうだろ!!」

海斗がこうも怒っている理由は、リアたちの家の入り方だ。
まずリアと弥生は海斗の家の前に来たいと思って、瞬間移動をして海斗の家の前に来た。
次に、インターホンを押したのだが、海斗と雷がリアと弥生に会いに行こうと玄関に向かったとき、めんどくさくなったリアと弥生は先に海斗の部屋にワープ。
つまり海斗と雷が見に行った時、リアと弥生は海斗の部屋にいた。すれちがいになったから、海斗は怒っているのだ。

「その事は、あやまります」

と、リアが海斗にあやまった。その口ゲンカのようなのを無視して、雷が海斗に言う。

「コラコラ~。びくびくしちゃってるじゃん。リアちゃんが♪」

海斗は何言ってんだよ...とぶつぶつ言っている。
雷は冷酷な目で弥生の方を見た。一瞬、不気味に笑った。でも、そんな雷は、弥生しか気づきはしない。

「でもさ~。リアちゃんは大切にしてあげないと。こ~んなに可愛いんだし、それに、弥生...あのブスのせいで危ない能力もらったしさ...リアちゃん可哀想」

そんな雷の発言に海斗は首を傾げた。

「弥生...椎名の方が可愛い、わけじゃないけど、キレイだと思うな」

「っえーーーー!!!」

リアと弥生はほぼ同時に叫んだ。
なんで...私じゃなくて...という気持ちで。
リアは雷が好きじゃないのに気に入られた!?弥生は海斗が好きじゃないのに気に入られた!?のが、現実。
リアと弥生は、ショックのせいか、顔が絶妙的に変になっていた。

「変な顔」

海斗と雷は笑って言った。そんな空気の中、海斗は真顔に戻る。

「こんな事はどうでもいい。話は戻るが、何故俺の家に...?」

「あっ。その~...手を組みませんか?この先何が起きるか分からないし...」

と、リアが必死になっている所を見て海斗は大声で笑い出した。

「ははははは!!!」

そうやって笑っている海斗を、リアと弥生は唖然と見ていた。

「新井、リア...」

海斗は笑いを止めて、そう言った。

「あ、はい。な、何ですか?」

「俺と...一緒に協力?協力ね~。でも、言いたいのは、それだけ?新井」

「え...?海斗君。私の話したい事...思うこと叶う...思ったら能力で調べてた?だからまだ話があるって...ム!?」

海斗はリアのほっぺをつまんで、引っ張った。

「バーカ。んなの俺は見てて分かるって。顔見てれば」

「あう~。そ、そうですよね。ごめんなさい。緊張しちゃって...。も、もう一つの話...というのはですね。ここの四人で...」

リアは言葉を切った。

「一緒に住もうかっ!!て事なのです!!」

リアは大声で言った。

「え...一緒に?住むの?リアちゃんは...いいけど。弥生がぁ~!!!」

雷はこの世の終わりのような顔で暴れていた。海斗は雷の近くで、リアとかに聞こえないように、小声でささやいた。

「いいんだよ。こんな事すぐハイいいですよって言う方が変だから。てきとうにいい人ぶって最後には二人とも、殺るから」

「ねぇ。海斗君」

リアと弥生が口をそろえて言った。リアは顔を赤くして、弥生は怒った様子で。

「ちょっと話があるんだけど?」

「は?」

海斗はびっくりした。リアも弥生も、表情はちがうけど、真顔だったからだ。

「あっ!!わ、私はやっぱいいです」

弥生はあせって言った。

「じ、じゃあ、私の話を、聞いてください」

「え、ああ、うん」

リアはバン!!と机をたたいてから叫んだ。

「私!!海斗君のことが好きです!」

「何で?」

とまどう...とかではなく、そんな事か、という顔で海斗が言ったので、リアはがくっとした。よくあることなのだろうか?

「えーと、この前、私が車にひかれそうになった時...助けてくれたじゃないですか。その時、好きになって。あの時私を助けてくれたのって、何も考えずに、ですか?それとも私が好、好きだから?」

海斗は顔を赤くした。

「そ、その時は、お前のうしろ姿が俺の彼女に見えたから...つい」

バンッと、机をたたいて、リアは立ち上がる。

「海斗君って...彼女いたの?」

「どうした?急に立つなよ...。まぁ、彼女はいる。石川サラっていう。まぁ、つき合い始めたばっかだけどな。関西弁で可愛くて。告白されたときはまじびびった」

「そ、そんなぁ」

リアが悲しんでいる最中に雷が話を始めた。

「言う意味ないと思うけど、一応言っとくよ。僕や弥生、人間界にいる天使、というか、来る天使は、偽りの名を使う。ま、本当の名前を使うのもいるけど。そこで、僕の本当の名前、教えてあげよっか?」

「あっ私の名前も知りたければ」

と、弥生が急に言った。

「えーと、椎名の本名、ラン=パスティア。雷は...メル=ファン...女っぽ」

海斗がぼそっと言った。

「うわっ海斗能力使ったなー!!セコだセコだ。僕が口で教えたかったのにー」

また雷が暴れだした。

「記憶無くして、もう一度教えればいいのに」

弥生は自分が雷に文句を言ってしまったのではっとする。

「弥生にそんな事言われたくねーんだよ」

雷がそう言った。いつもの話し方とは全くちがう所が、とても弥生には怖く感じた。

「なーんてね♪僕はただ、海斗が言った大切な人には能力使いたくないってのを真似しただけだよぅ。それと僕のさっき言った言葉、怖かった?弥生」

「え...?私...は、別に」

と言って、弥生は作り笑いをした。

「あっ。海斗が僕の事能力で調べたって事は、僕が大切な人じゃないって事~!?」

「ん...どうだろうなぁ。でも雷は今の所一番の友達だし、大切だって。これからは能力使わないよう気をつけるよ」

海斗は大切な人には能力を使わない、という主義を守るのだろうか。

「...もう帰ろ!!弥生」

と言ってリアは弥生と一緒に瞬間移動をした。弥生が「ちょっとリア!?」とか言っていたのは気にせずに。

「これからどうしよっかー海斗」

「俺は勉強。雷は...寝てていいけど」

雷は布団を用意しなきゃと言って、能力は使わず海斗の布団を床に敷いた。

「俺の布団でいいのか?」

「海斗の布団がいいの。それと、海斗は僕の隣で寝てね。最後に、僕と弥生の本名、忘れていいからね。じゃ、おやすみ~...ZZ」

雷はすぐに寝た。意外といびきはなかった。

「...寝たか。さて、今から人を何人殺すか。ここは東京だから、北海道の人でも...。これで1万人近く殺した事になる。新聞にも、この事が書いてあった。最後には自由になる。雷?お前は最後、殺す。大切なわけないだろ」

海斗はそれから1時間は、独り言をしていた。最初はびびっていたが、何人か殺したから、性格が、変わっていた。
もちろん、雷はそんな事、聞いていなかった。

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このページは、hitomiが2009年9月 1日 05:51に書いたブログ記事です。

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